2018/03/23

benevolence

1+1=にぃ~(笑顔)


 
運転中、信号が赤になって
左折レーン(3車線の左端)に
止まりました。
(車は右側通行です)
TT母は車列の2台目でした。
















中央分離帯のところに
”お金・食べ物なんでも
良いのでください”と
メッセージが書かれた
段ボールを持つ
バックパッカーらしき
青年が立っていました。
(路上生活者がいるときもあります)



するとその青年は
前の車の運転席のほうに
笑いながら近寄って
行くのが見えました。


汚れたジャケットにパンツ
そして彼の全所持品が入って
いるかのような大きなバックパック。
見た目恐ろしく汚い感じの
彼ですが、笑顔がめちゃくちゃ
輝いていました。


前の車の人と少し言葉をかわし
小銭をもらい、その後
彼は真ん中の車線に進んで
私の右隣に停車していた
高級車のオープンカーの
女性からもお金をもらっていました。


なんと$10(紙幣)!


青年も一瞬驚いた表情に
なりましたが、満面の笑みで
お礼を言っていると本線の信号が
青に。(TT母の左折レーンは赤のまま)


オープンカーの女性は
青年にピースサインと笑顔で
颯爽と走り去りました。


TT母も何か彼のヘルプになるもの?
と車内を見るとちょうど助手席に
チョコレートのお菓子を発見。


****
自分の安全が保たれると判断した状況の場合
困っている人に何かを差し出す行為をします。
そして、その場合お金を渡す行為はせず
食べ物や飲み物を渡すようにしています





窓を開けて
中央分離帯に戻ってきた
青年にチョコを渡しました。


青年は、先ほどと変わらず
満面の笑みで私にお礼を言い
信号が変わったので走り出す
私に向かって、右手を心臓に
あて感謝を表すポーズをして
いました。


もらった金額
もらったもの
に関係なく


彼に対する”行動”に対して
青年は心から感謝している




なぜあの中央分離帯で
青年は立っていたのか?
どこからきて
どこに行くのか
誰も知りません。


たまたま
赤になって停車した車の
ドライバーが次から次へと何かを
渡す場面は、なかなかありません。
ましてや$10渡すのなど
初めて見ました。


短髪のグレイヘアーの女性の
満面の笑みとピースサイン。


かっこよすぎました!!



そして、この偶然の一致で
起きた出来事からTT母も
学ぶことができました。


どんな状況でも心からの笑顔は
人の気持ちを良い方向に動かす
ことができる。




笑顔から得る可能性
=∞

















2018/03/14

homemaker

主婦の友


日本語で
職業は?と聞かれ


”主婦です”


と答える方が多いのか
定かではありませんが




英語環境の中にいると
職業を聞かれる際に
”Homemaker”
と答えることが
多々あります。



先日、カナダ移民対象の
ワークショップでのこと。


グループ全体で
自己紹介をした後に
インストラクターが
私ともう一人の女性の
発言に対して言った
言葉がとても印象に
残っています。



”皆さん色々な国から
カナダに移民をして
自国での経験なども踏まえて
カナダでも様々なことを
経験されていますね。



今の自己紹介の中で
TT母とGraceの話の中に
一つ気になった点が
あったのですが
おわかりかしら?”


えっ?私??


(参考までに)
TT母 from Japan
Grace from China



インストラクターの女性が
続けて話し始めました。



”2人とも職業の前に
"JUST"とつけていました。
彼女たちの職業に
給料は出ませんが
素晴らしいものです”



TT母その言葉で
気が付きました。


無意識に
”私なんてただの主婦です”
という言い回しになっていた
TT母とG。


カナダ人女性の
インストラクターにとって
TT母とGの言い方が気になり
”主婦”は、れっきとした
一つの職業であることを
示してくれたようです。


Graceは、
中国からの移民で自国では
高校の先生をしていましたが
カナダでは2人目の子育て中のため
働いていない彼女の表現の仕方も
”Just taking care of my second child"
(2番目の子育てしてるだけ)
という感じでした。



中国の”一人っ子政策”によって
ずっと娘一人だったようですが
一人っ子政策が廃止されてから
もう一人産むことができたので
上と下では10数年違うそうです。


一人っ子政策という言葉自体
ニュースでなんとなく
聞いたことがある程度。


実際の国民は、国の法律なので
意義を唱えたくてもできず
ただ順守せざる負えないという
事実や、その政策によって
人々の家族構成も変わることを
実際に知り、
改めて国が違えば政治も文化も
思考も違うと感じました。



***************


主婦がやっている
仕事の多くは

家事代行サービス
ベビーシッターなど
他の人でもお金を払えば
対応できること


=主婦は
無償で

仕事をやっている



このことを
主婦の友という雑誌などに
その昔から記事など掲載したら
日本の主婦に対する意識も
変わっていたはず。


TT母カナダに住んで
グローバル!!!
思考などと
思っていたものの
昭和の固定概念が細胞レベルで
付着している事実を知った日でも
ありました・・・。

















グローバル主婦目指して
本日も HOME MAKE!!!?