2017/11/26

opportunity

男女雇用機会均等法



少し前に移民対象者用の
雇用のワークショップに
行った際の出来事


フィリピンから移民の女性が
現在は”ベーカリー”で働いて
いると発言した際に


アラブ系の女性が
”経験を活かして自分の
お店作ればいいじゃない”
と発言。


フィリピンの女性は
その時は返答を
しませんでした。



それから5分位経ったところで
急に先ほどの意見に対して
自分の状況ではできないと
反論の意見を言い出しました。



フィリピンの女性は

3人の子供のシングルマザー
一番上は、15歳で多感な時のため
学校から帰ってくる時間には
必ず家にいたいので
夜中1時からのシフトで
パン工場で働いている。
だから自分で店を持つなど
非現実的だ、と。



それを聞いて、Katieも
なんだかフィリピンの女性に
加担したくなり発言。



人はそれぞれ状況が違う
そして、彼女は子育てを
しつつ働いているので
自分のことの前に
まず子供を食べさせるという
ことにフォーカスしているはず
だからあなたも人の状況を
鑑みて発言したほうが良いのでは?



その意見に対して
アラブ系の女性が
言った言葉


”カナダという国は
色々なOPPORTUNITYを
持てる国でしょ?”




はい
仰る通りです。
でも、それとこれとは
話している論点が違うよぉ~
(心の中で言う)



Katieさらにアラブ系の女性に


あなたの言っていることは
正しい。
でも、カナダの消費者は
巨大なスーパーや
大きなチェーン店で
パンを買う傾向にあるので
小さなパン屋さんだと
ビジネスをするのは
難しいのが現実。




アラブ系の女性も
主張を続けます。



でも、カナダは
私の国では考えられないほどの
自由や機会を与えてくれる。



そこでKatie
アラブの国でいかに女性が
不平等であるかを再認識しました。




女だから
やってはいけない



という理由がまだまだ
世界の国々ではある
という現実



女子にも教育を!と
唱えた”マララさん”は
銃撃されたということも
ありました。




Katieの価値観は
日本で、まず作られ
カナダにやって来て
日本的価値観が覆され
カナダで出会った
様々な国の人たちによって
塗り替えられて日々
過ごしています。




1986年
男女雇用機会均等法 
施行


それから30年以上経った
現在の日本社会における
女性を取り巻く環境は
いかがでしょうか?




”男尊女卑”という言葉が
死語になっていることを
望みます。










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