2017/05/16

vacuum

案ずるより産むがやすし


deliverypainの続き)




いざ出陣!



夜中だったのでスムーズに
病院へ到着。



陣痛の間隔も
どんどん短く
なっていましたが
出産の手続きへ


とスムーズになんて
行くわけがない。
(ここはカナダ)



まず、受付へ。
(その間にも陣痛がやってくる)



あなたのドクターから連絡
入ってないけど的なことを言われ




(K心の叫び)

バケーション中
でいないって言ってんじゃーん。




再度先ほどまでの流れを説明し
この病院のナースに来て良い
って言われました!と。




受付;ちょっと待ってて




(K心の叫び)
K:えっ!この期に及んで
まだ入れてくれないんですか・・・




待たされて、
やっとこさナースのいるエリアへ。




他にも妊婦さんが多数、
カーテンで仕切られただけの
簡易ベットに横たわっていました。




(忘れかけていましたが・・)
ここはカナダ



色んな国と文化の人たちの国



カーテン越しの言葉も
人それぞれ。



陣痛に苦しみ叫んでいる妊婦
それをフォローする夫


言葉は違えど状況は同じ。




基本怖いもの知らずで
出産に対しても不安はなかった
Katieでしたが
その場所で叫んでいる声を
聞いたら一気におじけずき・・。




無痛分娩を選択していなかった
自分を深く後悔。



しかし出産へむけて
全てが始まっている・・。



気を持ち直して(英語を話して)
ナースと問診。


検尿をするようトイレへ。



そこからが本当の闘い。


トイレで破水。



もう立っていることができません。



人生初の
最上級(この時点では)の痛み。




無理だ
無理無理。



英語なんて話してらんない
まじで無理。



ナースに車いすに
乗せられ移動。




ラッキーなことに
部屋で分娩可能な個室に
あたりました。

(州の保険に加入していれば出産費が
別途かからない=無料=こちらからの
選択肢は基本ありません)





痛みはドンドン増すし
ナースの出入りはあるけど
私のドクターは誰なんだぁ~??




最初の数時間は
ナースが一緒に
陣痛の波に合わせて



PUSH

(単純明解)



いい加減疲れと痛みで

K:I CAN'T連呼

(もう英語を話すというレベルではなくなり・・)


ナ:You can do it!

K;できね~
(とは言ってません・・)



そうこうしているうちに
やっと取り上げてくれる
ドクター登場。





その名は

Dr. ゴスワミ
(インパクトのある名前で今でも覚えています。
インド系の女医さんでした。)



とはいえ挨拶だけしたら
いなくなってしまいました。




あまりの痛みに体力も
使い気力も失いかけたので



無痛分娩にしたいと
ナースに請願したい。







無痛分娩って
英語でなんだったっけ??



する予定がなかったので
覚えていませんでした・・・。




簡単な言葉だった・・・。



えー
えー

あっ

エピだ!
(正確にはepidural)




ナースにエピしたいと
願い出るも
時すでに遅し。




ナ:もうベイビーがそこまで
下りてきてるからもうこの時点で
エピはできません。



がびーん。。


でも本当に疲れ切って
もう力がでない・・・。




そこへDr.ゴスワミ
何か手に持って再登場。




D;これからvacuum使います。




バキュームクリーナーという
言葉を知っていたので
意味はなんとなく分かりつつ
なんでもいいから助けて!と
いう心境だったのを今でも
鮮明に覚えています。




(我が家のバキュームクリーナー)
















しかし、全くもって意味を
なさないバキューム・・・。




最終手段



FORCEP
(事前に調べていた単語



意味は分かっていたので
とにかく引っ張りだしてくれ~と
最後の力を振り絞りました。



そして長いようで短い
(約4時間)初出産が無事終了!



出産直後に




ナ:よく頑張ったわね。
なんか飲み物飲む?
アップルジュースあるわよ。



痛みから解放されたので
ねぎらいの言葉を
言われた時には
ちゃんと英語モードに
なれたKatie



K;おなかもすいてるから
なんか食べ物もない?



と言っている自分プラス
初出産in Canadaを
自分で褒めました^^
















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